忍者ブログ

おひげのおじさま

 Fed議長であるベン・バーナンキの本(講演録ほか)を読み始めました。
 今読まなくてどうするのかというところです。
 
『リフレと金融政策』、高橋洋一(訳)、日本経済新聞社、2004
 
 元が講演ですから、簡潔でわかりやすい。これはいいことです。まだ最初の一つしか読んでいませんが、

「議会はFRBに(数ある目的のうちでも特に)物価安定の維持という責任を課していますが、このことはインフレと並んでデフレを回避することをはっきりと意味しています。私は、アメリカにおける顕著なデフレを予防するためであればFRBが必要ないかなる手段をも用いるものと確信しておりますし、さらにアメリカの中央銀行は、必要に応じて政府の他部門と協力しながら、いかなるデフレが生じてもこれを確実に緩やかで短命なものに終わらせるために十分な政策手段を持ち合わせているものと確信しております。」p9
 
 とか、
 
「結論をいますと、紙幣制度のもとでは、政府は意を決しさえすれば常により大きな支出を創造することができ、それゆえインフレを起こすことができるのです。」p18
 
 とか、主張が明瞭に伝わってきます(下線は私が付しました)。
 
 奥付を参照していたら、前のページに記されている次の一文が見えました(訳者による解説の締めです)。
 
「彼はむしろ日銀ができることをやらないと本来の独立性すら維持することが危うくなるといいたかったのではないだろうか。」p212
 
 ここ数ヶ月の出来事と照らし合わせると、いろいろな考えが浮かんできます。
 
 
PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

profile

Hikari Miito

search

Mail Form