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伊吹契『アリス・エクス・マキナ 3』

伊吹契『アリス・エクス・マキナ 3  愛惜のシンフォニア』星海社、2015
 
 ついさきほど読み終えた、できたての感想。
 
 はじめに。まったく作品とは関係のないことではあるのだけれど(さらには、会社内部がどうなっているか知らないけれど)、講談社本体とならともかく、星海社とは離れた方がいいと、わたくしは思います。
 
 ……そういう感情混じりで、はたして、妥当に読めているかどうか。
 不安だ。
 
 
  
 前置き。
 サイコロを振って奇数の目が出る確率。  1/2。
 3回サイコロを振って3回連続で奇数の目が出る確率。 1/2 * 1/2 * 1/2 = 1/8。12.5%。
 
 本題。
 最初に結論。最終巻である3巻は、終わるためだけの巻で、残念なことに、3回連続で奇数の目は出なかったと私の目にうつる。
 
 それは、裏に返せば、1巻と2巻とはよかったということで、3巻の途中から、たしか、響子博士が出てきたあたりから、ああこのパターンかとがっかりして気付く。思っていた以上に期待して読み始めていたと。
 
 思うに、私のレンズだと、ピントが合わないことが原因で、つまり、世間のアリスに対する批判を簡略にしたのはいいのだけれど、じゃあ、アリサやロザに対してしっかり取り組んであるか(朝倉冬治が、ではなく)となると、1,2巻ほどではない。というのが不満。
 
 (まだ、モモと冬治の後輩(名前を忘れてしまった。)とがちゃんと向き合っていると言えそう)
 
 それでは、みんなの群像劇(落馬表現みたいだ……)かとなると(シンフォニアですしね)、あちこちで動いているだけという域を抜けていない。
 
 それらがために、これからさきのことを想起させる終わり方が、効果をなしていない。
 
 ――だいたいは、そのようなことで、
 
 背中のかゆいところがかゆい、しかし、手が届かない以前に、五十肩で手が上がらない。
 
 というもどかしさ。
 
 
 蛇足。
 うぬら、このごにおよんでうそをつきおったな。
 
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Hikari Miito

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