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ありがちと言ってしまえばそれまでではあるけれど


 ワシーリー・グロスマン『システィーナの聖母 ワシーリー・グロスマン後期作品集』みすず書房、2015
 
  
 最初の一篇と解説だけしか読んでないので、あまり多くは書けませんが。ついでに、配列も、作中年代の昇順なので、狙いが定まっていない可能性もあります。
 
 ユダヤ人です。ソ連です。戦時中は従軍記者(だったかな)として人気でしたが、その後、例によって、作品原稿は没収されました。そういうワシーリー・グロスマンの作品集です。
 
 最初の一篇「燐」は、露文らしいというかなんというか、そんな気配がしました。
 思い出した頃に、また別のものを読んでみようと思います。 
   
           

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良い本であった。


 『トマ・ピケティの新・資本論』
 
 ピケティ入門(やや高度ではあるかもしれないが)として使える上に、フランスの諸制度についても、日本との違いを含めて、必要な点を把握できる。

家庭教師、私塾……?

志村史夫『一流の研究者に求められる資質』牧野出版、2014
 
先日、友人と長話をしたときに、「もう、いっそのこと、三糸さんは私塾を開いたらいいんじゃないか?」というようなことを言われました。
 
わたしは、その空想を、「なにをばかなことを」と片付けはしませんし、むしろ、できれば、いつかはそうできるといいなぁと思っています。

いい仕事

昨日、http://edafude.hatenablog.jp/entry/2015/05/13/001250 を書いたので。
 読み終えたのは、いくらか古いですが。
 
中島誠之助『ニセモノはなぜ、人を騙すのか?』角川oneテーマ21
 
 そういう経緯がとか、そういう仕組みがとか、当事者ならではの事が書いてあって、おもしろかったです。
 
 ご紹介まで。
 
 

伊吹契『アリス・エクス・マキナ 02 囚獄のトロンプルイユ 』2014

伊吹契『アリス・エクス・マキナ0 2 囚獄のトロンプルイユ』2014
 
 もうすぐ3巻目が発売になりますので、前回に引き続き、2巻目を。3巻で完結予定でしたか、そんな記述を見かけました。
 これがだらだらと15巻とかまで続くようだと、こちらとしてもほかに読むべき本の都合で、後回しか読み止めにするところですが、幸いでした。
 上中下。適切な分量ですね。
 
 読んでいて、トジコはアリサなんじゃないかなという考えが頭をかすめましたが、それにしちゃどうもおかしいなと思ってその考えは却下しました。結果として、別人(別アリス?)だったわけですが、では誰なのかとなると、ああ、彼女でしたかというのが、結末と相まって、3巻への期待を膨らませてくれます。
 
 トジコについても同様に、今回も嘘、嘘というか、騙しあいというか、化かしあいが重要なわけですが、今回は探偵見習いが主人公なので、そういうもの、ミステリとか推理小説……推理ではないですが、として読めますので、よろしいのではないでしょうか。
 嘘というか、トリックというかは、アクロイドやオリエント急行レベルです。ちゃんと書いてあるのでフェアーです。 
 
 1巻に比べて、大いに盛り上がるという箇所もなく、どちらかというと私はたんたんとしているなと感じて、実際そう読んでいました。3巻、上中下の真ん中、休息、間奏曲みたいな位置づけを、とりあえずしておきます。
 
 3巻を楽しみに待ちましょう。
 
 
 

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Hikari Miito

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