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良い本であった。


 『トマ・ピケティの新・資本論』
 
 ピケティ入門(やや高度ではあるかもしれないが)として使える上に、フランスの諸制度についても、日本との違いを含めて、必要な点を把握できる。
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家庭教師、私塾……?

志村史夫『一流の研究者に求められる資質』牧野出版、2014
 
先日、友人と長話をしたときに、「もう、いっそのこと、三糸さんは私塾を開いたらいいんじゃないか?」というようなことを言われました。
 
わたしは、その空想を、「なにをばかなことを」と片付けはしませんし、むしろ、できれば、いつかはそうできるといいなぁと思っています。

いい仕事

昨日、http://edafude.hatenablog.jp/entry/2015/05/13/001250 を書いたので。
 読み終えたのは、いくらか古いですが。
 
中島誠之助『ニセモノはなぜ、人を騙すのか?』角川oneテーマ21
 
 そういう経緯がとか、そういう仕組みがとか、当事者ならではの事が書いてあって、おもしろかったです。
 
 ご紹介まで。
 
 

伊吹契『アリス・エクス・マキナ 02 囚獄のトロンプルイユ 』2014

伊吹契『アリス・エクス・マキナ0 2 囚獄のトロンプルイユ』2014
 
 もうすぐ3巻目が発売になりますので、前回に引き続き、2巻目を。3巻で完結予定でしたか、そんな記述を見かけました。
 これがだらだらと15巻とかまで続くようだと、こちらとしてもほかに読むべき本の都合で、後回しか読み止めにするところですが、幸いでした。
 上中下。適切な分量ですね。
 
 読んでいて、トジコはアリサなんじゃないかなという考えが頭をかすめましたが、それにしちゃどうもおかしいなと思ってその考えは却下しました。結果として、別人(別アリス?)だったわけですが、では誰なのかとなると、ああ、彼女でしたかというのが、結末と相まって、3巻への期待を膨らませてくれます。
 
 トジコについても同様に、今回も嘘、嘘というか、騙しあいというか、化かしあいが重要なわけですが、今回は探偵見習いが主人公なので、そういうもの、ミステリとか推理小説……推理ではないですが、として読めますので、よろしいのではないでしょうか。
 嘘というか、トリックというかは、アクロイドやオリエント急行レベルです。ちゃんと書いてあるのでフェアーです。 
 
 1巻に比べて、大いに盛り上がるという箇所もなく、どちらかというと私はたんたんとしているなと感じて、実際そう読んでいました。3巻、上中下の真ん中、休息、間奏曲みたいな位置づけを、とりあえずしておきます。
 
 3巻を楽しみに待ちましょう。
 
 
 

めんどーな読み人の追加言


 昨日 http://soberthe.blog.shinobi.jp/Entry/58/ を書いたわけですが、どうにも過不足が多いような気がするので、もう少し書きます。
 
 ネタバレにならないネタバレを書くと、まず第一に、登場する男どもは、揃いも揃って、愛すべき馬鹿から救いようのない奴までいろいろと幅は広いですが、総じて題の通り愚かです。
 一番真っ当なのは、愛すべき一途なお馬鹿さんたる青年だと思います。
 
 第二に、どいつもこいつも嘘まみれです。
 最近、よく書き散らしていること(昨年の秋の絶対移動中にも載ってます)にかぶりますので、良い機会ですから、ここでも言及しておくと、嘘を取り除いたらこの作品は絶対に成立しません。
 
 第三に、作者後書きに書かれている方向は、どうにもとんでもなくあさっての方向に誘導しかねないので、どうだろうと私は思います。
 私としては、先日の愛すべき青年とアリサとがそれぞれに示している方向が好ましいように思います。
 ……無粋なことを書けば、アリサはアリスなので、アリスの総意に近似すると言っても良いかもしれません。
 でなければ、なんでわざわざややこしい命名をわざわざするのでしょうか? ……書いていてしみじみ思いますが、無粋ですね。
 それがプログラムのはじき出した言葉であろうとも、逆に、プログラム故におかしな誤出はありませんから。
 
 
 キャラクターの内在原理、もしくは、伏線について。
 これはじつによく練られていると思います。
 
 
 作品の流れと結末とについて。
 ふーんという感じです。
 好き嫌いが真っ二つに別れるところでしょう。
 
 
 結局なにがいいたいのかとなると、よくできた作品であることは間違いないのだけれど、じゃあ、好きかとなると、それはとても難しい問題だ、というところかもしれません。
 
 
 
 
 
 

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Hikari Miito

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