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入院やら手術やら


 三回も入院すれば慣れます。旅行みたいなものです。
 あとは、必要なものの他に何冊か本を持って行けばいいのです。旅行と違ってどうせすることもないのですから、のんびり読めます。
 
 あまりこういうことを書くのもどうかとは思いますが、やはり私とドゥルーズとは相性がたいへんによろしくないようで、これなーとか思いつつ半分ぐらい読んで、やっぱりだめだと思って著者略歴を見てみたら、そっちの人間でした。
 やっぱり、なんであれ、合わないものは合わないのです。
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メールマガジン「ソベルテ通信」の御案内

 
 来月ぐらいまではお知らせを行き届かせるために案内を掲載しようと思います。
 
 8月から始めました。
 
 配信日は月初。無料。軽めですのでご安心ください。メールマガジンはあまりにも重いことを書くべき道具ではないでしょうから。
 9月号の内容は時事ネタに一言、ことば考、今月読んだ本の中から3冊ほどへの雑感、の3本です。8月から時事ネタ欄が増えました。といっても、ほんとうに一言です。
 
 申し込み方法などは→http://d.hatena.ne.jp/miitohikari/20140730
 

古い本


 Googleブックスでどかどかと大量にpdfをダウンロードしました。
 古い本は、まだ数は少ないもののこういうことができて、便利です。見るなり読むなり、とりあえず数をこなすということが容易に達成できる。

補骨


 つづき
 http://soberthe.blog.shinobi.jp/Entry/50/
 
 太田紫織、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』
 
 勘違いというか前提の認識がずれていたというかなので、補足しておきます。
 一話目から、メインは骨ではなく死体でした。
 
 ただ、一話目、二話目は櫻子さんのマイペースっぷりが存分に発揮されているので、おもしろく読めたのですが、先日書いたとおり、三話目では単なる探偵役になってしまっているのが、じつに残念だと私は思うのです。
 
 それから、表紙カバーの作者紹介で、たしか(読み終わったので、すでに従妹にあげてしまいました)「圧倒的な筆力で各所から支持を集めている」とかなんとか書かれていまして、最初の期待値が高くなりすぎたというのも、私の読後が寂しいものになってしまった要因だと思います。
 
 というわけで、
1.私の勘違い
2.編集部の煽り
 の二つが原因だったのだろうと思われます。
 
 

太田紫織、『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』、角川文庫、2013
 
 //140721 追記 → http://soberthe.blog.shinobi.jp/Entry/51/   
 
 古い本やら分厚い本やらばかりではなく、たまにはそれなりに最近の物も読んでみましょうかということで読んでみました。
 大雑把なまとめをすれば、骨フェチ世間ズレ我が道を行くお嬢様の櫻子さんが骨に関する蘊蓄で真実を見出すというお話です。ついでに、語り手の男の子が櫻子さんに振り回される話です。それらがおもしろさです。
 
 近年はこういう手のものが多いですね。喫茶店とか古書店とか、そういう系統と、キャラ萌え系統とをいい具合に混ぜ合わせたという感じが私にはしました。
 
 
 三話収録されていて、順々につまらなくなっているような並びだと私には思えました。理由を説明します。三話目においては、櫻子さんがただの探偵役になってしまっているからです。私の見立てでは、櫻子さんは骨フェチであるからこそ魅力に溢れかえっているのであって、単なる探偵は、他に代わりはいくらでもいるのです。一話、二話は、ちゃんと(?)骨が関わっています。といっても、二話目の本題は、すでにして海で発見された死体になってしまっていますが。
 そのような理由で、おもしろさがピアニッシモだと私は思うのですが、はて、これは私が歳をとったからなのか、眼鏡の度が合っていないからなのか。どうなのでしょうか。
 
 

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Hikari Miito

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